大正時代オモシロ投稿(3)
大正時代の「琉球新報」オモシロ投稿はこんなものもあります。
名前:犬狩生:1912(大正1)/10/23(水)
過日、裁判所の前で14、5くらいの子供が悲鳴をあげて3匹の犬に追っかけられて、刹那、通りかかった僕はコハ一大事と駆けつけ、幸い携帯しステッキで犬の背中を目がけて打ちすえたから、さすがの猛犬も少しは躊躇(ちゅうちょ)するかと思いのほか、揃いも揃った3匹の猛犬、牙を喰いしばって猛進し来る奴を、「おのれ畜生サア来い」とステッキを振り上げて片っ端からポカポカ喰らわしたので3匹とも逃げてしまった。聞けば猛犬は3匹ともこの近所のもの。アンナ犬は犬そのものの本職たる夜間泥棒の守備は忘却して、いたずらに通行人に妨害を及ぼすにすぎないから、容赦なく殺した方が主人のため社会のためであろう。
道の真ん中で大正紳士が犬と一大決闘(笑)その情景が目に浮かびますね(笑)
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コメント
大正オヤジの携帯はステッキですか。
これって、銃刀法違反かもしれませんね(笑)。
この犬達の獰猛さ?から推測するに、大人しい「琉球犬」ではなさそうですけど、"夜間泥棒の守備は忘却" のようですから失業対策が必要だったのでしょう。
投稿: 琉球松 | 2013年11月23日 (土) 08:41
>琉球松さん
戦前の犬の種類は琉球犬以外にどのようなものがあったんでしょうね。
移入の状況などが気になりました。
投稿: とらひこ | 2013年11月30日 (土) 11:03