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2012年7月27日 (金)

沖縄の歴史講座はじまります!

ワタクシ上里による、年に1度の連続歴史講座がいよいよ始まります!

桜坂市民大学「かんたん沖縄の歴史入門」

講師名:上里隆史(琉球歴史家。NHK・BSドラマ「テンペスト」時代考証)
開始日:8月25日(土)スタート 13:45~15:15(全5回)  
受講料:10000円
定員:15名
対象年齢:16歳以上
持参物:筆記用具

紹介文:NHK・BSドラマ「テンペスト」時代考証者が沖縄の歴史をわかりやすく紹介します。先史時代から琉球王国、そして沖縄県へ・・・順をおって丁寧に解説しますから初心者でも安心。地元の知られざる歴史を手軽に学びましょう!

申込・問合は【こちら】からどうぞ。ご参加お待ちしています!

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コメント

今、ちまたを賑わしている
尖閣諸島の領有権問題は琉球的には
どうなんでしょう?
中国は古来よりと主張していますが
かつて台湾などあの辺りを支配していた
鄭成功と琉球王国との交渉とかあった
んでしょうか?

投稿: 333 | 2012年8月20日 (月) 11:46

>333さん

琉球王国は尖閣諸島の存在を知ってはいましたが、自らの行政区画に編入し、支配することはありませんでした。

注意しなくてはいけませんが、前近代においては近代国民国家の領土概念の国境ではなく、「Aの領域でもありBの領域でもある、あるいはAの領域でもBの領域でもない」という曖昧なグレーゾーンの境界がありました。尖閣もそのように捉えたらいいと思います。

鄭成功と琉球王国は対立し、鄭氏側は琉球船を襲撃していました。詳しくは以下をご参照ください。

http://okinawa-rekishi.cocolog-nifty.com/tora/2011/12/post-50fe.html

http://okinawa-rekishi.cocolog-nifty.com/tora/2012/01/post-86d0.html

http://okinawa-rekishi.cocolog-nifty.com/tora/2012/01/post-7010.html

投稿: とらひこ | 2012年8月20日 (月) 18:32

こんにちは。琉球語では士族のことを(サムレー)と言うようですが、職人、舞踊家、医者、商人ならどんな感じになるのでしょうか?気楽にお答えいただければ幸いです。

投稿: よこたあきら | 2012年8月25日 (土) 16:35

>よこたあきらさん
当時の琉球での呼び方については僕は詳しくありませんが、ひとまず現在に伝わっている呼び方では職人はセーク(細工)、医者はイサ(史料では御医者など)、商人はアチネーサー(アチネーとは商いのこと)などです。

舞踊家についてはちょっとわかりません。舞い手のことはモーヤー(モーインは舞うの意味)、また舞踊のことを「うどぅい」と言いますが…

上記の問題については僕よりも方言に詳しい方に聞いたほうがいいかもしれません。

投稿: とらひこ | 2012年8月28日 (火) 18:23

 「細工」など、これらの言葉は比較的新しいの借用語ですね。

 沖縄島では、器用な人を「タクマー(匠者?)」とも呼びますし、ヤンバルの古い神歌には「みぐまぜえく(目細かい細工)/てぐまぜえく(手細かい細工)」や「こので(細かい手?)」などの言い方があります。

 たぶん、『おもろさうし』に見える「おこのみ」や奄美の「さばくり」なども細工、大工、技術者のような意味があると思います。

投稿: 琉球松 | 2012年9月 1日 (土) 10:58

>琉球松さん

細工、医者などは王国時代の役職にありますから、古くからの呼び名だと思います。

商人や舞踊家については、新しい借用語でしょうね。

投稿: とらひこ | 2012年9月 1日 (土) 11:21

 上里さん、久しぶりです。

 また、お世話になります。癒汰志駆(ユタシク)!

投稿: 琉球松 | 2012年9月 1日 (土) 11:40

>琉球松さん
そういえばお久しぶりになりますね。

ブログ記事更新はもうちょっと先になりますので、
今しばらくお待ちください。

投稿: とらひこ | 2012年9月 1日 (土) 19:19

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