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2011年8月 4日 (木)

テンペスト用語解説(3)

ジュリ …琉球の遊女。遊郭は辻(つじ)が有名だが、那覇の渡地(わたんじ)村や仲島などがあった。ジュリは歌や踊りなどをする芸子の性格が強く、また不特定多数の客を取るのではなく、基本的に一見さんはお断りで、女性に主導権があった。男性は何度もジュリのもとへ通い、気に入られて初めて結ばれることができたが、一度結ばれるとジュリは男性に尽くした。辻の村内は女性の自治によって運営されており、リーダーも辻内から選抜された女性であった。

在番奉行(ざいばんぶぎょう) …琉球における薩摩藩の出張機関の長。在番奉行所の建物は「御仮屋(うかりや)」ともいい、那覇の港町(西村)にあった。スタッフは総勢十数名。キリスト教禁制や進貢貿易の監視、年貢運送の監督などが業務であり、琉球王府の上に立ち命令する権限はなかった。

天使館(てんしかん) …琉球国王を承認する冊封使の滞在所、迎賓館。琉球滞在中、冊封使はここで寝泊りした。冊封使は国王一世に一代のみ渡航するので普段は使用しないが、施設の一部は昆布座という役所として使われた。外観復元された建物は読谷村の「むら咲むら」にある。

琉球館(りゅうきゅうかん) …中国福建省の福州にある琉球施設の滞在所。中国側が用意した施設で「柔遠駅(じゅうえんえき)」と呼ばれていた。福州は琉球が中国へ渡る玄関口であり、ここを拠点にして北京の皇帝のもとへ朝貢へ向かった。福州に残るスタッフは長期滞在して貿易活動などに従事した。ドラマの中でアヘン密売をした謝花正興という人物はここのスタッフであった。

童名(わらびなー) …琉球で幼少の頃に付けられた名前。幼名。士族・百姓ともに付けられていたが、士族はこれと別に唐名と言われる中国風の名前と日本風の名前を両方持っていた。童名の例は「武太(むた)」「太良(たらー)」「真牛(もうし)」「嘉那(かな)」など。

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コメント

Thank U very much .^^

投稿: sunnytiptoptoe | 2011年8月23日 (火) 00:01

>sunnytiptoptoeさん

You're welcome.

投稿: とらひこ | 2011年8月24日 (水) 19:05

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