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2011年7月27日 (水)

テンペスト用語解説(2)

あがま …御内原の女官見習い。首里周辺の農村から選抜され、御内原での雑用のほか大台所での調理を担当した。あがまの上には「あねべ」がいる。

大勢頭部(おおせどべ) …ウフシドゥビ。御内原の女官長で本来は3人いる(ドラマでは1人のみ登場)。国王にもっとも近侍し、国王への奏上や伝達、国王身辺のことをつかさどる。三司官と同等の位として扱われ、男性官人からは畏怖されていたという。

火の神 …ヒヌカン。沖縄で一般的な台所に祀られる神。3つの自然石を並べたものを祀るが、これはナベなどを置くカマドがもとになっている。現在では香炉のみを象徴として置く場合が多い。

ミセゼル …沖縄の古謡。神託。神がかりをしたノロによって唱えられる。1522年建立の「真珠湊碑文」に真玉橋の完成を記念して聞得大君らが謡ったミセゼルが記されている。

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