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今年、2009年は「島津氏の琉球侵攻400周年」尽くしの年でした。各種シンポジウム・講演・イベントに参加し、また拙著『琉日戦争一六〇九』の執筆に1年の大半を費やしました・・・
3月13日の沖縄県博講演「新視点・薩摩の琉球侵攻」から始まり、4月22日の今帰仁村・文化財講座「薩摩の琉球侵攻と今帰仁」、9月12日県博「豊臣秀吉と琉球」、9月30日の那覇市歴博「島津軍の琉球侵攻とその背景」、11月14日新宿「奄美と沖縄をつなぐイベント」、11月28・29日の鹿児島県指宿「琉球・山川港交流400周年イベント」、また島津侵攻に関するコラム・小論を琉球新報や沖縄タイムスなどにも寄稿しました。
僕にとっては、400周年のための1年だったといえるかもしれません。沖縄の歴史的な節目に、僕の活動がほんの少しでもお役に立てたとすれば嬉しいです。
400周年が終わり、来年はようやく、僕の専門である古琉球史に全力をあげることができます。すでに古琉球の奄美喜界島、金工品に関する論文、古琉球前期(三山・第一尚氏期)の歴史を総括する論文を準備中です。大手出版社の論文集に掲載される「琉球の大交易時代」も完成済みで、まもなく刊行予定です(2年前に書いたので、できれば早く出してほしいのですが・・・)。「海から見た古琉球」の新たな歴史像にご期待ください。
それではみなさん、良いお年を。