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2007年9月 9日 (日)

琉球歴史イラスト(2)

古琉球のフォーマルウェアセット(2)
「烏紗帽(うしゃぼう)」

Photo_4

(クリックで画像が拡大します)

【解説】

明朝の官僚が常服とセットで着用する冠。黒い紗(しゃ。薄絹)でつくられ、羽根状の飾りがつく。

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コメント

古琉球時代の高官の格好はズバリこんな格好だったんですね。
http://farm1.static.flickr.com/15/21117780_ac5227b29b_o.jpg
(これは韓国伝統婚礼の花婿の写真)

(古琉球時代でも略装とかは琉装だったと思いますが)高官の正装が首里城で見られるハチマチに琉装姿になったのはいつの事なんです?

投稿: 金 淳樹 | 2007年9月12日 (水) 14:50

> 金 淳樹さん
まさにその通りです。朝鮮も明朝の朝貢国なので、官僚の正装は中国の冠服をもとにしていました。この格好が当時のアジアのスタンダードだったといってもいいかもしれません。室町時代の日本も明朝に朝貢した際、冠服を与えられていますが、幕府内で普及はしなかったようです。

琉装が正装として一般化するのは江戸時代に入って、とくに明朝が滅亡してからです。それでも国王や王子らは明朝風の冠服を自分たちで仕立てて使用したりしています。

投稿: とらひこ | 2007年9月13日 (木) 22:47

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