講演会のお知らせ
私、「とらひこ」による講演会のお知らせです。
500年前の沖縄移住ブーム ―那覇にあった「日本人町」―
日 時:平成19年6月2日(土) 午後2時半頃~4時
場 所:沖縄都ホテル(地階・瑞雲の間)
主 催:首里城公園友の会 098-886-2020
(入場無料!)
概 要:
アジアとの貿易によって繁栄していた古琉球の時代、北のヤマト(日本)からの「沖縄移住ブーム」が存在していた。渡来者は商人をはじめとして禅僧や医師、文化人など海域世界で活動する多様な人々であった。彼らは港町の那覇に居留地をつくり、琉球の地元民と雑居するかたちで生活していた。那覇にはチャイナタウンの「久米村」以外に「日本人町」が存在していたのである。
那覇の「日本人町」の実態とは?琉球王府は彼らとどのような関係を築き、古琉球の社会にどのような影響を与えていたのか?実は彼らが移住した背景には、16世紀後半のアジア海域世界で起こっていた銀をめぐる空前の「交易ブーム」があった。アジアのダイナミックな世界から琉球とヤマト(日本)との関係を展望し、従来の「一国史観」を脱却した新たな古琉球史像を描き出す。
講演の内容は僕の研究テーマである古琉球時代の国際関係、とくにヤマトと琉球の関係についてのお話です。沖縄在住で興味のある方は是非いらしてください。入場無料でどなたでも大歓迎です。もちろんブログの作者:とらひこがどんな人間かのぞいてみたいという方も(笑)
話の内容はなるべく噛み砕いて、ビジュアルを多用しながらやさしく解説するつもりなので、お気軽に足を運んでくださいませ。
みなさまのご来場、お待ちしています。
※会場は地階・瑞雲の間に変更です。
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