「目からウロコ」単行本、もうすぐです!
単行本版「目からウロコの琉球・沖縄史」、刊行にむけて着々と作業が進んでいます。単行本はブログのコラムに書き下ろしやイラストを追加!今回はその内容をちょっとだけ紹介します。
◆「目からウロコ」特製!最新版すぐわかる琉球の歴史
「琉球・沖縄」という地域は、外の世界とどのように関わりながら自らを形成していったか。これまでの教科書や入門書で紹介されている沖縄の歴史をくつがえす新たな歴史観!最新の研究成果をもとに、南西諸島での人々の営みの始まりから琉球王国の滅亡までを「歴史の流れ」としてとらえ、わかりやすい文章で解説します。「沖縄の歴史ってそもそもよく知らない」「もっとくわしく沖縄の歴史の全体像をカンタンに知りたい」という方、これまで出された沖縄の歴史本の中でもっとも新しく、もっとも面白いものがこの本ですよ!
◆500年前の沖縄移住ブーム ―那覇にあった「日本人町」
「沖縄移住ブーム」って、実は500年前にもあったってご存じですか?最近の研究で、那覇に「日本人町」があった事実が“発見”されました。那覇の「日本人町」の実態とは?500年前の彼らヤマトンチュ(日本人)は琉球社会でどのような役割をはたしていたのか?那覇の「日本人町」の“発見”によって沖縄の歴史、さらには日本の歴史教科書も大きく書き変えられます。歴史学の最前線の研究を、いち早くダイレクトに読者の皆さまにお届けします!
◆武器のない国琉球?
「琉球は武器のない平和な国だった。尚真王は世界に先がけて非武装国家宣言をした」…これって本当なの?いえ、真相は全くちがいます。実は、琉球王国は尚真王の時代に武器を廃止するどころか強力な軍隊を完成させていた!数千人の軍勢で薩摩に立ち向かう琉球王国軍。フォース(霊力)で敵を倒す、武装神女(ノロ)。こんな戦争見たことない!また、「琉球非武装説」が広まった背景とは?琉球史の根幹をゆるがす新たな事実!これはもう単なる歴史の紹介じゃない。沖縄そのものの見方が180度変わってしまうのです。「目からウロコが落ちる」、ここにきわまれり。
この話の続きは単行本で。くわしい解説はここではしませんのでご了承くださいませ。
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